悩むということ
社会福祉法人 慶育会
理事長 中山 公実
今年も4月1日に職員総会が開催され、平成22年度の事業が始まりました。 今年の総会には、ご多忙の中、衆議院議員 岡田 広先生にも参加いただき、「初心」・「恕」(じょ)を大切にしましょうとのお言葉を頂戴しました。創立60周年を迎え、福祉充実を進めるうちに複雑化してきた当法人に対して、創立者の思いを再認識させられる最良の言葉をいただいたと思っています。この場を借りて感謝申し上げます。
その総会から一ヶ月が過ぎた5月9日には、晴天の中、創立記念式典が行われ給食センターのお母さん方自慢の料理に利用者の方々と共に舌鼓を打たせて頂きました。たいへん美味しかったです。普段の業務が忙しい中、式典の準備に関わった方々の苦労は察するに有り余るものがあったと思います。本当にご苦労様でした。このように慶育会は何かと催し物が多い所だということは周知の事実ですが、今年から入職された先生方にとっては創立記念式典が最初の大きなイベントになったわけです。楽しめたでしょうか?所謂「五月病」にはなっていませんか?それでなくてもハードな福祉の仕事、ましてやこれでも行事が減っているとはいえイベントを大切にする慶育会の方針・・・疲れてないですか?精神科医でもある私にとっては気になるところです。
気になっているのでこの「五月病」についてプチ情報を提供します。この名前、実は正式な病名ではなくマスコミ用語として生まれたものです。しかも当初は入学間もない五月になってから無気力、不登校となった大学生に対してのみ使われていたものが、どうやらこれは大学生に特異な状態ではなく、青年の精神的特性を示しているようだ、ということが明らかになり新入社員などにも使われるようになった用語です。その原因は性格的な問題だけではなく、価値観のゆらぎや社会的・文化的要因などが関係しているといわれています。そしてこれを解決していく最も大切なことは、よき相談相手を持つということです。悩むことは異常ではありません、決して弱いからでもないのです。むしろ悩むことの方が普通です。近年、企業のメンタルヘルスの重要性が叫ばれていますが、現場にいるものとしては、実際のところ、そのサポートは十分とはいえないレヴェルだと感じています。我々、慶育会の職員は人へのサービスを仕事にしています。岡田先生のおっしゃっていた「恕−おもいやり・・・自分がされたくないことは人にはするな。」の話はここにも通じています。自らのストレスを解決しようと努力することが、ひいては他者の為になりお互いを成長させるということを念頭に置き、福祉ライフをエンジョイしていただきたいと思います。
職員の皆さん、コミュニケーションを大切にしてください。
今年度の事業方針・モットーにも挙げていますが、今年度からの慶育会はこれまでにも増して研修にも力を入れていきます。それが総意と感じるようになってきているからです。ですから、私自身、今後このように私から発信していけることは積極的に行っていこうと思います。皆さんも自らの向上に励み、さらに良いサービス提供を目指しましょう。
最後になりましたが、現在、白山学園の改築を株木建設・一本杉設計事務所にお願いし工事も順調に進んでいます(悩みを求める人!今年の夏が白山浸水を悩める最後のチャンスですよ・・冗談です)。また、その他についても地域も皆様や各行政の方々のご協力で事業充実の方向に向かっていることを報告させていただきます。
職員一同皆様のご協力に感謝しております。ありがとうございます。
これからも変わらぬご支援の程宜しくお願い致します。
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